否認への対処法2

脳と情動

こんにちは。たかしです。

今回も否認への対処法について解説していき

ます。

 

言語化で不安を消す

前回の投稿でも説明したように、脳の扁桃体

の興奮によって不安の感情が強くなります。

 

そこで扁桃体の興奮を抑えるために必要なの

が「言語化」することです。

 

これは自分の感情や心理を言葉にすることで

前頭前野を活性化し、扁桃体の興奮を鎮めて

冷静になる効果があります。

 

前回は「感情を表現する」という内容の説明

でしたが、似ているようで少し違うので詳し

く解説していきます。

 

誰かに話す

言語情報が入ってくると扁桃体の興奮が抑制

され、ネガティブな感情は鎮まり、気分の改

善、決断力が向上するそうです。

 

この言語情報を脳に取り入れるには「話す」

「聞く」「読む」「書く」などの方法があり

ます。

 

この自分の感情を言葉にすることは冷静にな

るために必要なことで、心理カウンセリング

でも重要とされています。

 

誰かに話すことはガス抜きになります。

女性がランチで友達に近況や悩み、愚痴など

を聞いてもらうようなイメージですね。

 

 

もちろん相手が家族や恋人、職場の同僚など

対象は誰でも構いませんが、逆に話せない、

話し相手がいないとなると問題です。

 

相手に伝えようとすることは、頭の中で情報

を整理して、順序立てて思ってることを話す

ため頭の中で漠然としていた不安が解消され

スッキリした感じがしたり問題が解決するこ

ともあります。

 

しかし、不安が強いと言葉が出てこなくて

思うように話せなかったり、相手の反応を

気にし過ぎたりすることもあるので、話す

ときは焦らずゆっくりと時間をかけること

が重要です。

 

また「話したところで何も変わらない」と言

う人もたまにいますが、1人でもやもやと悩

んだり不安に怯えているよりも漠然とした悩

みや、不安を言葉に置き換えるだけで不安が

減少することがわかっています。

 

話すことで現実は変わらないかもしれません

が、1人でずっと苦しんでいるより不安が減

少するならやった方が安心ですよね。

 

自分の気持ちを書き出す

書くことでのアウトプットも非常に効果があ

ります。

 

普段自分が思っていること、考えていること

や、出来事から感じた感情などをノートなど

の紙に書き出すだけで、とてもスッキリとし

た気分になり不安も軽減するそうです。

 

 

これは、ただ思っていることを思いついたま

ま書くだけでもいいですし、日記にして書い

てもいいそうです。

 

また、不安が強いと視野が狭くなり、自分の

置かれた状況を判断することや、良いアイデ

アが浮かんでくることも難しくなってしまう

ため、その日あった良いことを箇条書きにし

て書くことも有効です。

 

なぜなら、頭の中が不安でいっぱいだと人は

恐怖や不足感が強くなってしまい、自分が持

ってる物や人などの財産や資源に目が行かな

くなってしまうからです。

 

さらに、書くことで自分の感情、抱えてる悩

みや問題を俯瞰し冷静になることは「話す」

ことよりも相手を必要としない分ハードルが

低くてやりやすいと言えるでしょう。

 

過去の偉人たちはよく手紙や日記を書いてい

ましたが、書くことで自分の感情や問題を俯

瞰し、自省することで数々の困難を乗り越え

て偉業を成し遂げてきたのかもしれないです

ね。

 

 

今回は言語化することで扁桃体の興奮を抑え

て不安を軽減させるという内容でした。

 

絶対こうじゃないといけないということはな

いので自分に合った言語化する方法を試して

みてくださいね。

 

 

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