こんにちは。たかしです。
今回は記憶に定着させるための勉強法
について解説していきます。
一夜漬けは記憶に残らない
みなさんは試験前に一夜漬けで勉強し
た経験はありますか？
私は学生時代にやったことがあります
が、試験中に眠くなって頭は働かない
し非常に効率の悪い方法でした。
集中して勉強することは、ついやった
気になってしまいがちですが、知識が
記憶として定着していなければ無駄な
時間で終わってしまいます。
一夜漬けは短期記憶として忘れてもい
い内容ならいいのですが、学習となる
と必要なときに必要な知識が思い出せ
ないと意味がないですよね。
知識を長期記憶として定着させるには
思い出す(想起)練習が欠かせません。
私たちは覚えたことを時間が経つにつ
れ忘れていってしまうので、まずその
ことを理解していないといつまでたっ
ても同じことを繰り返して先に進めな
いなんてことになってしまいます。
自発的な想起練習
一夜漬けのような集中型の詰め込み学
習は忘れるのも早いことがわかってい
ます。
しかし、前回の投稿でも説明したよう
に繰り返しテキストや教材を読むこと
も効果は低いです。
そこで重要なのがクイズを使って何度
も思い出す練習をすることでしたね。
繰り返し想起すれば、知識や技術が記
憶に深く根づき、反射的に思い出せる
ようになっていきます。
さらに、クイズだけでなく自分でテス
トをすることも有効です。
自ら復習を行っても、テストまで行う
人はほとんどいないと思いますが、間
違ったところに気づいて復習できるの
で、ただテキストを読むよりも理解が
深まり記憶にも残りやすいのです。
想起練習の頻度と期間
クイズやテストは何度もやった方が効
果がありますが、同じことばかりやっ
てるわけにもいきません。
そこで、復習の頻度が大切になってき
ます。
カナダのウォータールー大学では一度
覚えた知識をどのくらいの時間で思い
出せるか調べる実験を行いました。
何も知らない状態から知識を覚えたて
の記憶の状態を100％として時間が経
過するごとに、その％が下がっていき
ます。
学習後24時間以内に復習すると100％
に戻るのに10分要し、そして１週間以
内に復習すると５分で、1ヶ月以内にも
う一度行って２～４分で記憶が思い出せ
たことがわかりました。
このように一つの分野においてテスト
を行う場合の頻度の目安として、24
時間以内、１週間以内、１ヶ月以内の
３回は行う前提で計画を立てれば、か
なり勉強がはかどり自信がつくと思い
ます。
また、テストをした後はフィードバッ
クをもらうことも学習の効果を高めて
くれます。
テスト後に修正のフィードバックをも
らうことで、間違えた認識のまま記憶
することを避けて正しく覚えるために
必要です。
しかし、テスト直後にすぐフィードバ
ックをもらうのは指導されることに依
存してしまうため、少し時間を置いて
からが良いそうです。
自ら主体的に学習することは大事です
が、独学で過信するのはよくないとい
うことですね。
私ももっと早くに知っていたら、なん
て考えてもしょうがないので、今後の
勉強に活かしていきます。
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