幸せな人ほど○○を忘れない

脳と情動

こんにちは。たかしです。

今回は豊かな人生を送る人になるため

のヒントとなるお話です。

 

いつも機嫌がいい人が忘れないこと

みなさんは毎日機嫌よく生活できてい

ますか?

 

もしも、そうではないと思っているの

なら、あることが欠けているかもしれ

ません。

 

与えられた物や環境、好意的にしてく

れた人に対して感謝する人は病気にな

りづらく、回復も早くて寿命も長いと

言われています。

 

では感謝する人と、しない人にはどの

ような違いが起こっているのでしょう

か?

 

感謝は心身に影響する

ある研究によると「感謝すべき出来

事」を数えるグループと、「不満」を

数えるグループに分けて、毎週5個を

リストアップする作業を10週間行った

ところ、「感謝すべき出来事」を数え

たグループの方は「不満」を数えたグ

ループと比べ、作業前より25%も幸福

感が高くなっていたそうです。

 

さらに、肉体の健康状態も調べたとこ

ろ、「感謝すべき出来事」を数えたグ

ループは「不満」を数えたグループよ

り病気の症状が少なく、運動時間が90

分も多かったのです。

この研究では「感謝」が心身ともに良

い影響を与え、行動面でもポジティブ

な変化を促したことがわかりました。

 

脳科学の研究が進んだ結果「感謝」は

鬱とも関係があることがわかっていま

す。

 

周りの人や物に感謝しない人ほど、鬱

傾向が強く、気分的に落ち込みやすい

のです。

この特徴から感謝と鬱はシーソーのよ

うな関係とも言われています。

 

感謝したときの脳内

感謝をすると脳内でエンドルフィン

という物質が分泌されます。

 

エンドルフィンは報酬系の神経伝達

物質で、モルヒネのような鎮痛効果

があることから脳内麻薬とも言われ

ています。

 

主にマラソンなどの長距離を走って

いるときや、激痛を感じているとき

チョコレートなどを食べているとき

にも分泌されますが、感謝するとき

の方が分泌量が圧倒的に多いです。

 

エンドルフィンには鎮痛効果だけで

なく、NK細胞を活性化し免疫を高

める効果もあります。

さらに、活性酸素を減らす働きもあ

るので、分泌される頻度が多い人ほ

ど健康的で老化も遅いと言われてい

ます。

 

感謝をすると脳内で分泌される物質

がもう1つあります。

 

それが幸せホルモンとも呼ばれるオ

キシトシンです。

 

オキシトシンが分泌されると、「人

への親近感、信頼感が増す」「スト

レスが減って、幸福感が増える」

「血圧の上昇を抑え、心臓の機能を

改善する」「寿命が延びる」などの

効果がわかってきました。

 

また、オキシトシンが分泌されると

脳の扁桃体の興奮を抑え、安心感を

もたらしてくれる働きもあります。

 

こうした影響から日頃から感謝する

人は心身ともに穏やかで、親切な行

動が必然的に増え、幸福感も高くな

っているのです。

 

これは社会的にも成功している人が

普段から感謝の気持ちを忘れないこ

とと無関係ではなさそうです。

 

成功できたから幸せなのではなく、

幸せだから成功できたと言っても過

言ではないでしょう。

 

 

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